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環境分野

対馬の自然の成り立ちや東アジアの生き物にとっての対馬という場所の面白さを学び、自然環境と生活とのつながり、対馬の自然の今と将来について考えます。

予定している講義
島嶼生物学・森林生態学・水産資源論・昆虫学・水文地理学・保全生物学・野生動物管理学・サスティナビリティ学 ほか

環境分野の講師と講義一覧
池田 俊寛
1900年代の火と林の民俗 富山県氷見の里山の暮らしから見つめる山の資源活用

富山大学大学院芸術文化学研究科/グローカル大学修了生

長崎県出身。2021年から2年間、環境省対馬自然保護館事務所に勤務し、主にヤマネコと共生する森づくりに従事する。現在、富山大学大学院に在学し、林業と民俗の関係性を研究する。関心事は在来知の利活用と継承。

勝木 俊雄
他地域から学ぶ、協働して進める樹木の種保全

森林総合研究所九州支所 産学官民連携推進調整監
森林総合研究所九州支所 博士(農学) 残念ながら対馬での話ではありませんが、私がこれまでかかわってきたヒメバラモミ・ヤクタネゴヨウ・クマノザクラという3種の樹木の種保全に関して、ご紹介します。

蔭浦 志寿香
「ヤマネコと共に暮らす」を考える~近くて遠いご近所付き合い~

NPO法人どうぶつたちの病院/環境ゼミ修了生

杉原
世界最北のサンゴ礁~対馬の海の世界~

筑波大学 生命環境系 教授

 私の研究対象は、暖かく浅い海に生息し、サンゴ礁の形成にも大きな役割を果たす造礁サンゴとその化石です。造礁サンゴは海の環境変化にとても敏感なため、過去から現在までのその種類や分布の変化を調べれば、近い将来の環境変化を予測することも可能です。
対馬海流のおかげで、造礁サンゴは対馬沿岸にも広く生息しています。この講義を通じ、対馬の造礁サンゴの国際的価値や対馬の海の環境変化について、一緒に考えてみませんか?

末永 通尚
対馬の海ごみの現状について

一般社団法人対馬CAPPA 理事

 外資系、ベンチャー企業、人材派遣会社経営と経て、対馬にUターン。色々な出会いから、もう一度社会の役に立つ仕事をしようと決意し、海ごみ問題に取り組んでいる。

村井 貴史
対馬の昆虫∼バッタ目を中心に

大阪市立自然史博物館 外来研究員

 日本産バッタ目昆虫相、沿岸性クラゲ相を調べています。対馬は非常に重要な地域で、その豊かな環境と多様性が保たれるよう願っています。

淺野 悟史
対馬のサステナビリティ学 ― 循環型社会のモデルは対馬にあった!

京都大学大学院地球環境学堂 助教

 「人間が使うことで維持されてきた環境の変化と再生」を研究しています。対馬には対馬の人々の暮らしを支え,また暮らしによって維持されてきた環境がたくさんあります。例えば対馬の誇る原木シイタケもそうした暮らしの要素です。講義ではそうした環境の変化と再生について,身近な生きもの「見える化」を通して考えていきます。

内野 昌孝
食品の付加価値/食ゼミ

東京農業大学生命科学部

分子微生物学科 教授

 せんだんごの研究で10年以上対馬に通い続けています。前任の先生の調査期間を合わせると数十年に渡ります。対馬にはこれ以外にかばしこ米や赤米、対州そばなど独特の食品、食文化がありとても興味深く感じています。対馬独自の食品について特徴を科学的に解明し、現代にあった出口を皆さんと一緒に考えていきたいと考えています。

大河原 陽子
ツシマテンの生態と対馬の森ー意外と知らない身近な天然記念物のこと

井の頭自然文化園

飼育展示係 博士(理学)

 琉球大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。専門は動物生態学。大学時代に初めて訪れた対馬の自然に魅了され、大学院に進学。「雑食性食肉目ツシマテンの採餌戦略」をテーマに、痕跡調査や自動撮影調査、ラジオテレメトリー調査、交通事故死体を用いた胃内容物分析、餌生物の資源量調査などを行う。2022年現在はテンやヤマネコの飼育展示を担当。

大貴
せんだんご学

東京農業大学応用生物科学部
農芸化学科 准教授

専門は食品化学、食品製造学です。せんだんごの伝承および速醸化に向けた酵素学的アプローチの研究を対馬で行っています。

釜坂
対馬の海藻と魚類 ~藻場から見つめる海の特色と現状~

対馬市島おこし協働隊 海の森再生支援担当

小出
気候変動による自然環境への影響と未来に向けて取り組むべきこと

国立環境研究所気候変動適応センター
研究員

専門:植物生態学、気候変動、森林

略歴:2012年3月横浜国立大学大学院環境情報学府環境生命学専攻博士課程後期修了後、横浜大学大学院、森林総合研究所の職員を経て、2015年より国立環境研究所の研究員に就任。2019年より、国立環境研究所気候変動適応センターの任期付き職員として勤務。
研究テーマは、陸域生態系(主に植物)における気候変動影響の検出と将来予測・適応

市民への一言:2012年に開催された島おこし実践塾に1期生として参加して、ディープな人々との繋がりが出来て以降の対馬との付き合いとなっています。地域振興や食関連の関わりがこれまで多かったですが、これを期に私の専門ある気候変動と自然環境との関わりについても対馬に貢献できれば幸いです。楽しみながら気候変動影響を見られる活動を一緒に探れたら良いですね。

五箇 公一
外来生物と生物多様性保全-ツマアカスズメバチ防除のこれまでとこれから

国立環境研究所
生態リスク評価対策研究室

小寺 浩二
水文地理学-島の水環境

法政大学文学部地理学教室 准教授

 30年以上にわたって、国内外の様々な地域で「水環境」の種々の課題に関する調査・研究を行ってきましたが、その中でも「島嶼の水環境」は主要なテーマとして継続して取り組んで来ました。伊豆諸島や南西諸島での研究が多かったのですが、長崎県でも、五島列島・壱岐島・平戸諸島に引き続き、対馬での調査を数年来継続してきました。  具体的なデータを用いて、他の島嶼との比較の元に「対馬の水環境」の特徴についてわかりやすく解説しますので、今後の対馬の水環境保全について意見交換できれば幸いです。

坂本 英房
動物園学-ツシマヤマネコの飼育下繁殖

京都市動物園 園長

獣医師で学芸員。1960年福岡県生まれ。山口大学大学院農学研究科獣医学専攻修了。京都大学大学院理学研究科博士後期課程指導認定退学。福岡市役所での勤務を経て1988年から京都市動物園勤務。最初の6年間は動物飼育に、その後は獣医師として臨床に携わるとともに学芸員として教育普及活動に従事。京都市動物園のツシマヤマネコ保護増殖事業への参画に携わる。2020年に園長就任。

佐々木
対馬のカワウソ学~これまでとこれから

筑紫女学園大学現代社会学部 教授

専門は動物生態学です。長崎県松浦市青島でイタチの研究をして九州大学から博士号を頂きました。対馬とのご縁は、35年以上前のヤマネコ調査の手伝いやイタチ調査から始まり、2017年からカワウソとイタチの生息状況調査を行っています。カワウソが韓国から流れ着き、日韓の協力で対馬が日本で唯一のカワウソ生息地になることが可能になっています。また、シベリアイタチが激減しており、その保全も急務です。シカによって対馬の生態系が大きく変化しているため、生態系の調査研究、保全が大事であると思います。

神宮 周作
生物多様性保全論

対馬市文化交流・自然共生課 主任

 1979年、新潟県新潟市生まれ。琉球大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。大学院時代、ツシマヤマネコの生態を研究。2007年、環境省対馬野生生物保護センターアクティブ・レンジャーとして移住。同センターでは主に調査研究業務を担当。2013年、対馬市に入庁。現在、ツシマヤマネコやツシマウラボシシジミをはじめとする対馬の自然環境の保全業務全般を担当。

清野 聡子
水産資源論/水圏科学-環境DNAによる磯焼け研究/環境ゼミ

九州大学大学院工学研究院

環境社会部門 准教授

 対馬の海、水産の研究を2007年から行っている。対馬市域学連携地域づくり実行委員会委員、対馬市海洋保護区推進協議会委員、対馬市海岸漂着物対策推進協議会委員(副委員長)等歴任。

 専門は、海岸・沿岸・流域環境保全学、水生生物学、生態工学。特に、海岸や漁場の開発と保全の調整・合意形成、海洋保護区など社会システムの研究と実践に取り組んでいる。希少生物生息地の保全や再生、地域住民や市民の沿岸管理への参加、水関係の環境計画や法制度、地域の知恵や科学を活かした保護区、持続可能な水産業を研究。国、自治体の環境系の政策、計画に多数参加。

 東京大学農学部水産学科卒業、東京大学大学院農学系研究科水産学専攻修士課程修了。博士(工学)。東京大学大学院総合文化研究科助手、助教を経て2010年より現職。環境DNA学会理事、土木学会企画委員会副幹事長、日本水産学会水産環境保全委員会委員、日本カブトガニを守る会会長等等。

高田
鳥類学 -対馬の野鳥の世界-

対馬市島おこし協働隊 学生研究員

明治大学大学院農学研究科博士後期課程

 市民科学、生物多様性保全が専門の大学院生です。対馬には2017年の島おこし実践塾への参加以来、縁があり、対馬の自然に魅せられて、2020年4月より島おこし協働隊として活動しています。『対馬の鳥と自然』という図鑑では鳥類の説明とバードウォッチングの楽しみ方について執筆いたしました。対馬と野鳥の関係を知ることで、バードウォッチングが楽しくなると思います。ぜひ実際に身の回りの野鳥も観察してみてください!

高橋 純一
昆虫学-対馬のニホンミツバチと養蜂

京都産業大学生命科学部 准教授

 私は大学生の頃から、ミツバチの生態や絶滅が危惧される生物の保全に関する研究を行 っています。対馬には1999年から毎年ミツバチ調査のため訪島しています。ご存じだと思 いますが、対馬のニホンミツバチの養蜂は、世界的に見ても非常に価値のある伝統文化で す。講義では、ミツバチの伝統養蜂に関する話だけでなく、私が対馬で進めている研究で 明らかになったニホンミツバチの生態や対馬産ハチミツの特徴についても解説します。さ らに対馬におけるミツバチや生物多様性の保全について皆さんと議論ができることを楽し みにしています。

巴山
アート×環境×対馬の風土

長崎県環境アドバイザー・環境音楽家

 平和や環境と聞くと、難しいと思ったり自分とは遠い世界のことのように感じられるかもしれません。でも本質はとてもシンプルで、「すぐ隣の人と笑顔でいられること」だと思っています。 私自身は日本と朝鮮半島両方のルーツを持って生まれ、大阪→東京→韓国ソウル→横浜 →福岡と渡り、去年から拠点を対馬に移しました。 その中で自分自身が経験してきたことを中心にお話させていただきます。 日本のよさこいと朝鮮半島の民謡アリランをmixした「よさこいアリラン」公演、韓国 noridan(材料や廃材から楽器・オブジェを作って公演やワークショップを行う社会的企業 )、環境音楽(海ごみから三味線を制作したプロジェクト)など。 ワクワクしながら学びある時間にしましょう。 私の話を聞いてもらうだけではなく、皆さんと一緒に何かのアクションをしてみたいと思っています!

羽山 伸一
野生動物管理学 ーツシマヤマネコの保全ー

日本獣医生命科学大学獣医学部 教授

 獣医師、博士(獣医学)。全国各地で野生動物問題の解決に取り組む。対馬では、2004年NPO法人どうぶつたちの病院・対馬動物医療センターの立ち上げに参加。2011年より、環境省ツシマヤマネコ保護増殖検討会委員を務め、保護対策等に従事。近著に『野生動物管理 -理論と技術-』(共編著、2016年、文永堂出版)、『野生動物問題への挑戦』(2019年、東大出版会)などがある。

英之
ヒトと動物の共生ー対馬の有害鳥獣問題と衛生

大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科

准教授、獣医師、博士(獣医学)

○専門:公衆衛生学、食品衛生学、人と動物との共生
○略歴:2012年4月〜 現在 大阪府立大学 准教授
 対馬での研究テーマ:シカ・イノシシ肉の加工処理の衛生管理、シカ・イノシシ肉の市場調査、シカ・イノシシ肉の需要拡大に伴うシカ・イノシシへの印象変化に関する研究。市民の皆様へ:私達の研究グループは、獣害をもたらすシカやイノシシを地域の財(たから)に変えていくための仕組みを解明する「獣害から獣財へプロジェクト」を推進しています。
 日本では農作物や森林に被害を与えることから、厄介者として捕獲されているシカやイノシシですが、ドイツやオーストリアでは最高級食材として珍重されていることをご存知ですか?シカとイノシシとどのように付き合っていくのか、皆さんのヒントになれば幸いです。

松岡 法明
種の保存法とツシマヤマネコ

九州地方環境事務所対馬自然保護官事務所
主席自然保護官

平成17年環境省入省。松本、十和田、奥多摩、妙高高原の現地事務所において、国立公園や国指定鳥獣保護区の管理、シカ対策、ライチョウ調査等に従事。平成26年より大船渡自然保護官事務所にて国立公園を活用した震災復興のとりくみ(グリーン復興プロジェクト)、平成29年より福島地方環境事務所において東京電力福島第一原子力発電所事故後の除染作業により発生した土壌等の中間貯蔵施設への輸送等の業務に携わり、令和2年4月より現職。

真鍋
龍良山原生林と森林生態学

北九州市立自然史・歴史博物館 学芸員

 専門は森林生態学です。台風などによる樹木の枯損状態や、その後の林の修復過程を調べてい ます。対馬では、龍良山の照葉樹極相林の様子を、1990年以来、見続けています。龍良山 の森林でも、巨木の枯損が度々起きています。そして、巨木の枯損によって明るくなった 場所(ギャップと呼んでいます)では、様々な樹木が生育し、ギャップが閉じていく様子 (=自然に林が修復されていく様子)がみられます。

箕浦 千咲
獣医師から学ぶ最新獣害対策~効率的な農地の守り方~

株式会社 野生動物保護管理事務所

研究員/獣医師

 2016~2020年の4年間、ヤマネコセンターで環境省の獣医師として勤務し、対馬で暮らすうちに、対馬の自然や住民に大きな影響を与えているツシマジカの問題を意識するようになりました。野生動物の保護管理手法や獣害対策についての専門知識を身につけて、いつか対馬の人々や貴重な自然に恩返しをしたい…と思い、今の会社に転職しました。対馬への恩返しの第一歩として、獣害対策についてのお話をする機会を頂けて嬉しく思っています。

山本 武能
対馬と西表島に住んでみて感じる対馬の植生・植物の特徴

琉球大学熱帯生物圏研究センター ポスドク研究員

 専門は植物分類学。2016年kら2019年にかけて島おこし協働隊・生物多様性保全担当として対馬に住んでいた。対馬のどこにどのような植物が生息しているのか、またそれらは急増したシカ・イノシシによってどのような影響を受けているのかに関心をもって調査を行っています。講義では対馬の植物について、特にその「分布」の観点から特徴や魅力をご紹介すると共に、調査によって明らかになりつつあるその現状についてお話できればと思います。

吉原 知子
対州馬学

対馬市島おこし協働隊

コミュニティ支援担当 / 獣医師

 子供のころから動物が好きで、東京でペットの獣医さんをしていましたが 馬と暮らす夢をかなえるために対馬に移住しました! 対馬には対州馬という在来馬がおり、かつて人々の生活を支えていましたが、生活様式の変化により 数が激減しています。日本の在来馬についてや、対州馬の今と今後を語ります! 馬のことはよく知らないなあ、という方でもお気軽に見に来てください!対州馬を通して昔の対馬の暮らしが見えてきます。

社会分野

いつまでも暮らし続けられる対馬を目指し、教育、地方行政、高齢者社会、離島医療、エネルギー、国際関係など、様々な面から対馬を捉えます。

予定している講義
環境教育論・ESD論・インタープリテーション論・探究学習実践論・NPOボランティア論・政治学・行政学・高齢社会論・環境エネルギー論・国際関係論・国際開発論・離島医療 ほか

社会分野の講師と講義一覧
大浦 信之
対馬の教育制度について(仮)

対馬市教育委員会事務局 学校教育課
学校教育課長

対馬市上対馬町の出身です。

高校、大学を長崎で過ごし、昭和63年4月に長崎県公立学校教員として採用され、小学校の教諭として21年間、対馬、大村市の5校に勤めました。

平成21年4月からは、小学校の教頭として3年間、対馬市教育委員会学校教育課の指導主事として5年間、平成29年4月からは、小学校の校長として3年間を勤め、令和2年4月から再び、対馬市教育委員会でお世話になっています。対馬市の子供たちのために教育の質の向上を目指して頑張ります。

武田 暢博
「オンラインで広がる学びの可能性」

対馬グローカル大学社会ゼミ修了生

1957年4月生まれ 2018年3月31リタイアし帰郷
対馬市上県町佐須奈在住
星野富弘氏の詩画集に触れ影響を受ける
2002年4月24日より描き続けて22年目
詩画集等自費出版本7冊(内1冊SDGs詩画集「故郷から)、及び漫画~SDGs取り組み物語~「ボラ島太郎よ、集え!」1冊出版

受賞歴
・全国玉露うまい淹れ方コンテスト準優勝(第2回)優勝(第7回)
・芦北町立星野富弘美術館公募展優秀賞(1)・入選(1)
・日本文学館「母へ、ー」エッセイコンテスト、審査員特別賞「弱音を吐いてください、おふくろさん」
・グローカル大学社会ゼミで防災をテーマに活動中、及び海岸清掃・ツシマウラボシシジミ観察継続中

東山 諒子
ビルマ(ミャンマー)の難民医療支援の今 ~ともに知り、考える〜

NPO法人メータオクリニック支援の会/日本ビルマ救援センター
作業療法士

作業療法士として精神医療分野で仕事をする傍ら、ビルマ(ミャンマー)難民を支援するNGOで活動してきました。2022年、タイ・ビルマ国境地域にNGO職員として駐在。タイに逃れたビルマ難民のための無償診療所「メータオクリニック」への医療物資の提供や、難民の方々の健康や衛生の改善のために活動しました。

同じアジアの「国境」に、さまざまな事情を抱えて生きる人々がいることを、「国境の島」対馬に住む皆さんにも知っていただき、自分ごととして何ができるのか、一緒に考えていきたいです。

桑原 直行
桑原先生に聞く、対馬における地域共生社会のあり方

国際医療福祉大学 赤坂心理・医療福祉マネジメント学部 医療マネジメント学科教授

 専門:脳神経外科、総合診療(在宅医療)、地域包括ケア、リスクマネジメント
 2016年から3年間、対馬で医療統括官としてお世話になった後、大都会(東京都新宿区)や田舎町(由利本荘市)でコロナと奮闘し、2021年度より現職。
 さて、対馬が存続するためには何が必要なのでしょうか?正解は一つとは限りません。一緒に考え、学び、行動に移していきましょう。そして評価を加え改善し、よりよい対馬を目指しましょう。

針谷 広己
離島における地域社会福祉

対馬市地域包括支援センター(対馬市役所 北地区保健センター) 社会福祉士

 1995年、東京都八王子市出身。大学3年次に対馬を初訪問し、学生実習やフィールド調査等を経て、2018年4月に対馬市役所に入庁。現在、地域包括支援センターの総合相談業務及び権利擁護業務を担当。業務外では、市民劇団や消防団、貝口ビアパークに参画し、しま暮らしの喜怒哀楽を学び、またイベントの企画等でしま暮らしを伝える活動を展開中。課題先進地の離島から地域に根差したケアを皆さんと一緒に考えていきたいです。

阿部
環境教育・ESD論/教育ゼミ

日本環境教育フォーラム 専務理事

 パイオニアとして日本の環境教育の確立と国際化などに尽力。特に環境教育を「人と自然」、「人と人」、「人と社会」とのつながりや関係を改善する「つながり・関係性教育」として総合的な環境教育を提案し、国連ESD(持続可能な開発のための教育)の10年の提案・実施につなげる。これらの活動によって日本自然保護大賞沼田眞賞などを受賞。持続可能な地域を創る人づくりの視点から対馬市と長年かかわらせていただいている。対馬の人・文化・自然の熱烈なファンを自認している。

出水
社会ゼミ

九州大学大学院法学研究院 教授

福岡県地方自治研究所 所長

 1964年、福岡県生まれ。九州大学大学院博士課程修了。専門は政治学(日本の自治体政治過程、韓国の政党政治)。
 対馬のみなさんとともに、グローカルに考えられる市民を目指したいと思います。

江崎
都市計画論~対馬市における”小さな拠点”のあり方に関する研究を通じて

宅地建物取引士、修士(工学)

専門:都市工学 まちづくり

研究テーマ:地域コミュニティのしてんからみた知佐那拠点のあり方に関する研究ー対馬市を対象としてー

メッセージ:学生の頃から対馬にはお世話になってきたので、社会人になってからも関わることができうれしく思います。

小川 香織
大学生ゼミ

対馬市島おこし協働隊 コミュニティ支援担当

 私は島おこし協働隊として対馬の空き家活用に取り組んでいます。しかし、空き家の活用
はかなり難題で、私だけではなかなか活用方法を考えられません。大学生ゼミでは、実際
にある対馬の空き物件について私と一緒に考え活用プランを作成して頂きたいと思ってい
ます。みなさんの受講をお待ちしておりまーす

上村 真仁
NPO・ボランティア論

筑紫女学園大学現代社会学部 教授

 博士(学術)。1993年株式会社三菱総合研究所入社、2004年沖縄県石垣島白保集落に移住、WWFサンゴ礁保護研究センターに勤務。地域主体のサンゴ礁保全と持続可能な地域づくりに従事。2016年より現職。現在、石垣島白保のNPO法人夏花(なつぱな)理事などを務める。持続可能な地域づくりを研究テーマとし、対馬での域学連携に関わる人や組織に注目しています。課題先進地と言われる対馬には、次代のモデルとなる知恵や実践が溢れています。

貞光 隆志
対馬の(離島)医療-小値賀島、生月島、奄美大島の医療を経験して思うこと

対馬市豊玉診療所 内科医師

 1996年、長崎大学医学部卒業、その後、2年4か月間の本土での病院勤務以外は、長崎県、鹿児島県での離島で勤務していました。対馬には2000年に来て以来足掛け22年になります。

巴山
アート×環境×対馬の風土

長崎県環境アドバイザー

環境音楽家

 平和や環境と聞くと、難しいと思ったり自分とは遠い世界のことのように感じられるかもしれません。でも本質はとてもシンプルで、「すぐ隣の人と笑顔でいられること」だと思っています。 私自身は日本と朝鮮半島両方のルーツを持って生まれ、大阪→東京→韓国ソウル→横浜 →福岡と渡り、去年から拠点を対馬に移しました。 その中で自分自身が経験してきたことを中心にお話させていただきます。 日本のよさこいと朝鮮半島の民謡アリランをmixした「よさこいアリラン」公演、韓国 noridan(材料や廃材から楽器・オブジェを作って公演やワークショップを行う社会的企業 )、環境音楽(海ごみから三味線を制作したプロジェクト)など。 ワクワクしながら学びある時間にしましょう。 私の話を聞いてもらうだけではなく、皆さんと一緒に何かのアクションをしてみたいと思っています!

畑島 英史
探究学習実践論

九州大学大学院工学研究院環境社会部門

博士課程後期課程

長崎県対馬市立仁田小学校教諭

学校を拠点とした地域と学校つなぐ教育コーディネーター

 平成25年から2年間、長崎大学大学院教育学研究科で、総合的な学習の時間のカリキュラム開発方法について研究してきました。現在は、教育の視点からまちづくりに参画して、人材育成や河川教育、防災教育について研究を進めているところです。
 農業、漁業などそれぞれ地域の特有な知識は、教科書にありません。だからこそ、地域の皆さんと学ぶ場をコーディネートすることが必要です。そうすれば、その知が次世代に引き継がれ、持続していくと考えています。学校を核としてまちづくりを一緒に学びましょう。

花松 泰倫
国際関係論・国境学

九州国際大学法学部 准教授

 1977年鳥取県生まれ。北海道大学大学院卒(法学政治学)。世界各地の国境地域を旅しながら、国境・境界(ボーダー)の意味、国境地域社会の特色と魅力について研究しています。対馬で調査を始めて10年ほど経ちますが、変化の激しい国境地域ならではの姿に魅了されてきました。本講義では、隣国と接する国防と交流の最前線でありながら中央から隔絶された独特の辺境地域でもある国境地域の面白さを、他の国境地域と比較しながら「グローカル」な視点で皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

古橋 範朗
福津市津屋崎における「家や地域と共にある”人の暮らし”を大切にする」空家の利活用

暮らしの問屋 店主

1982年、京都生まれ。立命館アジア太平洋大学卒業後に上京。ベンチャーの不動産会社を経て、西国分寺の「クルミドコーヒー」にオープンスタッフとして参画。カフェによって地域に化学反応が起こっていく過程を目の当たりにする。2013年1月、結婚を機に、福岡県福津市にある港町、津屋崎に移住。2013年8月に株式会社畔道設立。家や地域と共にある"人の暮らし"を大切にする不動産業「暮らしの問屋」を立ち上げ、現在に至る。

細貝 瑞季
国際協力・開発論

国際協力機構(JICA)  職員

 対馬市で3年間島おこし協働隊員として大変お世話になりました。その後国際協力分野での仕事を開始し、対馬を離れて早いものでほぼ5年が経過しました。それでもやはり季節が巡るたびに、この時期の対馬では〇〇だなあと未だにいろいろ思い出します。日本の外で起きている問題と、日本の問題にはつながりがあり深く関わっています。対馬の島嶼環境を活かした「対馬モデル」はきっと、世界の他の島にも役立つ知恵を提供できる可能性は大きいと考えておりますし、その逆もしかりです。対馬でたくさんのことを学ばせていただいた恩を少しでもお返しできればと思っております。

松村 正治
環境社会学と対馬の環境保全

中ヶ谷戸オフィス 代表

NPO法人よこはま里山研究所 代表

環境社会学者

 私の専門分野は環境社会学という学問です。多摩丘陵の里山、八重山諸島、対馬・五島などにおいて、現地調査に基づき、地域の環境問題・社会問題を社会学的に考える研究をおこなっています。対馬では、ヤマネコと共生する地域社会づくりの取り組みに関心を持ち、通ってきました。多様なルーツを持つ人びとが力を合わせ、みんなにとって望ましい地域をどのように実現していくのかを、対馬の島づくりを調査しながら考えています。

松村 悠子
環境エネルギー論-離島におけるエネルギー政策

大阪大学経営企画オフィス経営企画部門 特任助教

対馬市厳原町出身です。対馬高校卒業後、大阪大学に進学し、大阪大学で大学改革業務を行っています。専門分野は島の地域のエネルギー転換と地域振興です。これまで、国内外の特に離島地域での自然エネルギーの導入事例について調査を行ってきました。エネルギー(電気・ガス・ガソリンなど)は離島の生活において密接で重要な問題です。環境に優しいエネルギーを地域主体で、持続可能な方法で導入することで、離島の生活をより暮らしやすくできる、世界全体にも解決策を示せると信じています。

吉田 恵理子 
しまでくらし続けるために必要なこと―保健・医療・福祉の観点から―

長崎県立大学看護栄養学部看護学科 准教授

専門:看護学慢性の病とともに生きる人の看護:慢性病、がん、障害)

略歴:長崎大学医学部付属病院(現 長崎大学病院)で看護師として働いた後、佐賀大学医学部看護学科助手、県立長崎シーボルト大学(現 長崎県立大学)看護栄養学部看護学科助手、講師を経て平成24年4月より現職。看護学修士、学術福祉博士 博士論文テーマ「「エイジング・イン・プレイス」に関する実証的研究ー離島で生活する高齢者の福祉ニーズの分析ー」。看護学科「しまの健康実習」で対馬担当。

市民へ一言:知行合一。知氏kいをつけることは行動することのはじまりです。対馬の良さを一緒に見つけましょう。

and more

他講義も予定しております。更新をお待ちください。

歴史文化・芸術分野

長い歴史の中で育まれ、また守られてきた対馬固有の歴史文化の魅力を再発見します。またアートの視点で対馬を捉えることで、対馬の魅力をどのように伝えられるのかを学びます。

予定している講義
考古学・歴史学・民俗学・日本文学・伝統発酵食品論・景観生態学・アート ほか

(撮影:宮本馨太郎先生,1950年@内院、写真提供:一般財団法人宮本記念財団)

歴史文化・芸術分野の講師と講義一覧
周一
中世対馬の海民と日朝交流

宮崎大学教育学部 教授

  中世日本の対外関係史や、海域アジア史を研究しています。私の研究は、対馬が主役になる日朝関係史研究から始まりました。対馬(対馬=朝鮮関係史)に関しては、『対馬と倭寇―境界に生きる中世びと―』(高志書院、201年)を刊行しています。今回の講義内容に関しては、近著『中世の海域交流と倭寇』(吉川弘文館)において詳しく述べていますので、参照していただければ幸いです。

山口 祐香
現代日韓交流の軌跡~朝鮮通信使を中心に~

日本学術振興会 特別研究員PD

 1993年佐賀県出身。2021年九州大学大学院地球社会統合科学府博士課程修了、博士(学術)。同大学アジア・オセアニア研究教育機構学術研究員などを経て、2022年4月より現職。
 また、福岡女学院大学で非常勤講師も務める(国際関係論)。専門は、戦後日韓関係史・在日朝鮮人史・市民運動史。大学院では対馬や釜山における朝鮮通信使関連文化事業や、朝鮮通信使の歴史顕彰に携わった在日朝鮮人歴史家の研究を行った。また、歴史文化をテーマにした国際交流事業の企画や地方自治体のまちづくり政策提言等に携わっている。

大澤
世界からみた対馬の仏教美術

九州国立博物館

研究員(担当:仏教美術)

元対馬市島おこし協働隊

つしまミュージアム・プロモーター

 対馬と仏像が三度の飯より大好きな、しんちゃんです。
 世の中には、地球と宇宙の関係と同じように、ひとつの物事に対してたくさんの見方があります。ユーラシア大陸から見た対馬と、日本列島から見た対馬でも、その見え方は大きく変わります。仏像などの文化財を通じて、対馬の見方を一緒にまなび、ぜひ現地に足を運んでみてください。

木村 直也
歴史学ー幕末の対馬と朝鮮

立教大学文学部 特任教授

 江戸時代の良好な日朝関係が近代になると転回してしまうのはなぜだろう、という疑問を解明すべく、幕末維新期の対馬に注目して研究を進めてきました。若いころから対馬歴史民俗資料館所蔵の宗家文庫史料などの史料を見てまいりました。境界領域である対馬の歴史は、その地域的特性に強く影響されつつ、そこに生きる人々の営みによってつくられてきました。そうした歴史を見ていくことは、現在の諸問題を考えるうえでも大切なのではと考えています。

小林 秀輝
対馬の風景・風土とコヤ-文化的景観の視点から-

九州国立博物館 研究補佐員

 文化的景観、文化遺産マネジメントを主な研究領域としています。博士(芸術工学)。大学 院在籍時に対馬と出会い、対馬のコヤ(小屋)に魅了されました。以来、対馬の皆様にたく さんのサポートをいただきながら、石屋根とコヤを通して「対馬の景観の多様性とその文 化的価値」について考え続けています。あらためて、対馬の風土の魅力や集落の風景の面 白さについて、皆さんと一緒に考えてみたいと思っています。

吉原 知子
対州馬学

対馬市島おこし協働隊

コミュニティ支援担当 / 獣医師

 子供のころから動物が好きで、東京でペットの獣医さんをしていましたが 馬と暮らす夢をかなえるために対馬に移住しました! 対馬には対州馬という在来馬がおり、かつて人々の生活を支えていましたが、生活様式の変化により 数が激減しています。日本の在来馬についてや、対州馬の今と今後を語ります! 馬のことはよく知らないなあ、という方でもお気軽に見に来てください!対州馬を通して昔の対馬の暮らしが見えてきます。

神宮 咲希
対馬と日本文学

小田原短期大学 准教授

 長崎県対馬市美津島町出身(鶏鳴幼稚園、鶏鳴小学校、雞知中学校、対馬高校)です。 大学で「文学」「民俗学」という学問に出会い、「何もないつまらない場所」だと思って いた故郷・対馬の文化的価値の高さに気付きました。 現在は、上代文学を中心に研究をしています。 本講座では、『万葉集』に載る対馬に関わる歌を通して、受講生の皆さんと共に「対馬が秘める魅力」をたくさん覗いていきます。みんなでワクワクしながら学びを深めていきましょう。

村瀨 達郎
対馬の歴史学 ー対馬宗氏 中世~近世の対馬史ー

対馬市教育委員会文化財課 主任

対馬市出身。転勤族の両親のもと、豊玉町仁位→厳原町日吉→上対馬町大浦と上・中・下対馬での生活を経験した。高校・大学と島外で生活する中で、「あれ?対馬の歴史って結構すごいんじゃないか?」との思いを強くし、歴史学を専攻。2012年4月から現職。対馬市に残る各種文文化財の保護とその魅力の発信に従事する。歴史講座などでは、中世~近世をテーマに対馬の歴史を伝えている。

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他講義も予定しております。更新をお待ちください。

経済・ビジネス

「環海性」「狭小性」「隔絶性」といった離島の自然条件や対馬の産業構造等の特性を踏まえながら、地域資源を活かした持続可能な経済・仕事について考えます。

予定している講義
離島経済論・農業経済論・林業論・コミュニティビジネス論・広報戦略論・起業ケーススタディ・IoT・自動運転社会総合論・観光ビジネス論・観光デザイン論・離島観光論 ほか

経済分野の講師と講義一覧
久保 伯人
Web3.0時代の地方創生

対馬市しまづくり推進部SDGs推進課 兼 デジタル推進課 専門官

2021年7月より「地域活性化起業人」としてシダックス株式会社から対馬市役所へ出向中。シダックスでは、カラオケ店舗POSシステムの運用、社内システムの企画、システム開発のプロジェクトマネジメント、デジタルマーケティング、Webサービス開発等のIT部門を経験。対馬市役所では自動運転プロジェクトのサポートや、これまでの経験を活かして自治体DXに関与。現在は「対馬海ごみアート×NFTプロジェクト」を立ち上げ、Web3.0による地方創生(漂着ごみ問題の新しい解決モデル)の実現に向けて活動中。プライベートでは最近カメラを購入し対馬の風景を撮り歩いている。

江崎 雄介
対馬の森林と林業の特徴について

長崎県対馬振興局 農林水産部林業課 普及班 技師 

出身:長崎県長崎市

・対馬勤務:1年目

・一言:今回の講義を通して、対馬の森林・林業の魅力をお伝えできればと思います。

糸瀬 真太郎
対馬の林業の魅力と経営課題

長崎県 対馬振興局

農林水産部 林業課 主任技師

専門:林業
「林業」という生業を通じて森林を守り、森林を育てていければと思います。

大石 麻未
島で共に暮らす ~多文化共生から島の未来を考える~

うぃどさりWidasari
代表

インドネシア語通訳、語学指導。外国人労働者の相談支援。
大学時代にインドネシアの伝統芸能に魅了され、現地に渡り4年間修行をつむ。滞在中、
インドネシアのおおらかさ、暖かさに救われ、助けられた経験多数あり。現在、その恩返
しを兼ねて相談支援等に奮闘中。
旅行をきっかけに自然豊かな対馬の大ファンになりました。自身の分野を活かして対馬に
貢献できないか模索中です。

川口 幹子
起業各論➀一般社団法人対馬里山繋営塾の起業と経営戦略

一般社団法人対馬里山繋営塾 代表理事

 1979年、青森県青森市生まれ。北海道大学大学院環境科学院生物圏科学専攻博士後期課程修了 (環境科学博士)。日本学術振興会特別研究員、東北大学大学院生態適応グローバルCOEフェローを経て、2011年6月に対馬市島おこし協働隊生物多様性保全担当として対馬に移住。2013年3月に協働隊同期らと(一社)MITを設立し、任期終了後も対馬に残り、地域と大学との連携による地域づくりや、グリーンツーリズム、環境配慮型農業などに取り組んだ。2018年4月に(一社)対馬里山繋営塾を設立。対馬グリーン・ブルーツーリズム協会の事務局を担いながら、都市部子どもたちへの農林漁業体験合宿「達人入門塾」、都市部からの「島っこ留学生」や大学生のインターンシップの受入など教育・交流事業に取り組む。

(一社)対馬里山繋営塾facebookページ https://www.facebook.com/SatoyamaKeieijuku/

久木
木質バイオマスエネルギー利用の国内外での動向と対馬での試み

株式会社エネルギーエージェンシーつしま 代表取締役

 木質バイオマスに係るコンサルティングを専門とし、全国各地で地域密着型の事業化支援や自治体の計画策定等の支援に従事。対馬市ではバイオマスによるESCO型事業を行う株式会社エネルギーエージェンシーつしまの設立に携わり、現在代表取締役を務める。経済産業省、林野庁等の官公庁の委員会委員を歴任し、国の政策調査や政策提言などにも関与。(一社)日本木質バイオマスエネルギー協会理事としても活動。

こくぼ ひろし
広報戦略ー「伝えない広報」と「ひとり広報」

ひとしずく株式会社 代表

 PRコンダクター。社会課題が生まれない社会づくりや社会課題解決に取り組む人を「伝えない広報」で後方支援する。「脱炭素(カーボンフリー)」の社会デザインに取り組む。 一般社団法人チャートプロジェクト 理事/一般社団法人リリース/一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク フェロー。

斎藤 聡太
対馬の林業の魅力と経営課題

長崎県 対馬振興局

農林水産部 林業課 技師

専門:林業

地元対馬の森林・林業の魅力を講義を通して伝えていければと思います。

鮫島
観光ビジネス・デザイン論

駒沢女子大学観光文化学類 准教授

 立教大学大学院修士課程修了(観光学)。世界一周を含む世界70ヶ国を訪問した旅人。HIS在籍中にハウステンボス再生事業担当、エコツーリズムデスク所長、テーマ旅行事業部長を歴任。スタディツアーの取組みで観光庁長官賞受賞。2017年より現職。専門は観光学、経営学。最近は観光商品における感動経験価値デザイン、地域ブランド形成を研究。
 ポストコロナにおいて観光はどうなるのか。「利益」ではなく「信頼」に依拠した観光ビジネスを共に考えていきましょう。

助重 雄久
地域観光論-離島における観光振興

富山国際大学

現代社会学部(観光専攻) 教授

 対馬のインバウンド観光や島づくりについて研究しています。日韓関係の悪化や新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、比較的安価な旅を求める人々を多数呼び込む従来のインバウンド観光のあり方を見直す機会になると考えられます。この講義では、対馬の豊かな自然や文化の価値を国内外に知ってもらい、それらに関心をもった人々を対象にした「質」の高い観光を展開する方法について、皆さんとともに考えていきます。

中林 真理子
AIと自動運転

明治大学自動運転社会総合研究所

所長・保険部門長

 自動運転の社会実装化に向けて、工学と法学の架橋、技術者と法律家の対話を目指しています。自動運転の社会実装化には、自動運転車の技術開発や、自動運転車走行の裏付けとなる法的インフラの整備、 フィールドワークが不可欠です。そして同時に、新たな技術開発のためのトライアルと実装には、保険等による金銭的な補償体系の確立が欠かせません。AIがビッグデータを解析しMaaSが急速に進む中で、持続可能な自動運転社会の研究を目指しています。

中山 幸二
AIと自動運転

明治大学自動運転社会総合研究所

前所長・法律部門長

 自動運転の社会実装化に向けて、工学と法学の架橋、技術者と法律家の対話を目指しています。自動運転の社会実装化には、自動運転車の技術開発や、自動運転車走行の裏付けとなる法的インフラの整備、 フィールドワークが不可欠です。そして同時に、新たな技術開発のためのトライアルと実装には、保険等による金銭的な補償体系の確立が欠かせません。AIがビッグデータを解析しMaaSが急速に進む中で、持続可能な自動運転社会の研究を目指しています。

萩原 一郎
AIと自動運転

明治大学自動運転社会総合研究所

技術部門長

 少子高齢人口減少時代に求められる新たな社会システムの構築に自動走行の車や船を通じて貢献することを目指しています。 SDGsやSociety5.0といった今日的なテーマとも交響 しながら、自然共生ならびに 持続可能性という思想(価値観)を内包した社会の創造に向けて、AI、IoT、自動運転等の可能性を検証していきたいと思います。技術として自動運転の知能化や乗り心地向上のキーテクノロジーである機械学習や制御技術は独自のものも組み入れて他を凌駕します。

原嶋 一考
物流論

対馬市 島おこし協働隊

なりわいづくりプランナー

 新たなチャレンジで、大型物流センター開設準備業務をやっていましたが、語学(英語)スキル不足で途中断念。実家のある対馬に戻り、今自分にできることで対馬市に貢献しつつ、改めて自身のスキル向上を目指し、日々業務に取り組んでいます。
現在、島内における生業についてなんとか拡大したいと考えています。生業(稼ぐ手段)があれば、地方都市および離島への移住がより進むと考えています。(時代もそのように変化していると見ています)
 (一財)地域商社に在籍し、水産加工品の何倍・PR活動に従事。物産店も併設されいることから、産品に関する知識も習得中。今度は通販事業、島内配送効率化など取り組み予定。

槇田
IoTとイノベーション

福岡工業大学

工学部知能機械工学科 助教

 ロボティクスを専門に研究をしています。特に、ロボットによる物体操作、作業の自動化 に興味があります。関連して、バレーボールの動作解析、バーチャルリアリティの活用に も取り組んでいます。対馬では、ツシマヤマネコの生態調査における、モニタリング装置 の開発を対馬野生生物保護センターと共同で行ってきました。IoTによってさまざまな機 器が自分とつながることで、人間の能力が拡張する未来を、一緒に議論できたらと思いま す。

山口 純哉
コミュニティビジネス論/ビジネスゼミ

長崎大学経済学部 准教授

 愛媛県松山市生まれ。2000年3月神戸商科大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得 退学、同年4月長崎大学経済学部着任、現在に至る。専門は地域経済学、特に産業集積、 ソーシャル・ビジネスと自然災害からの地域経済復興。持続可能な地域社会のあり方、そ こで個人、企業、NPOや行政が果たすべき役割について、対馬の皆さんと考える時間を楽 しみにしています。「あーでもない、こーでもない」と一緒に楽しく悩みましょう!

吉野
起業各論②一般社団法人MITの起業と経営戦略

一般社団法人MIT 代表理事

 1981年宮城県仙台市生まれ。東北大学大学院卒(生命科学博士、進化生態学専攻)。東北大学認定PEM(Professionai Ecosystem Manager)取得。環境省自然環境局、株式会社レスポンスアビリティ(環境経営コンサルティング会社)を経て、平成24年7月より対馬に移住。平成25年より当法人の統括マネージャーに就任。平成29年6月30日より代表理事に就任。

(一社)MIT HP http://www.mit.or.jp/

渡部 陽子
起業各論③コミュニティ運営のための地域づくり

合同会社とびしま 業務執行役員

 1984年、山形県酒田市飛島生まれ。2014年に「島のカフェスペースしまかへ」開店スタッフを担当したことをきっかけにUターン。2014年、合同会社とびしまに入社。しまかへ店長を経て沢口旅館・SHARE HOUSE MYAなどの宿泊業務を担当している。

(同)とびしまHP https://www.tobi-shima.com/

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他講義も予定しております。更新をお待ちください。

基礎科学

各分野の専門講義への理解を深めるために、自然、社会、人文それぞれの科学の基礎について概説します。また、普段の暮らしや身近な事の中から市民がどのように科学に関わり、楽しみながら実践することができるか、そうした視点や知識も養います。

予定している講義
自然科学基礎・社会科学基礎・人文科学基礎・市民科学基礎 

基礎分野の講師と講義一覧
大澤
仏像と社会―対馬の仏像と人の軌跡―

九州国立博物館

研究員(担当:仏教美術)

元対馬市島おこし協働隊

つしまミュージアム・プロモーター

 対馬と仏像が三度の飯より大好きな、しんちゃんです。世の中には、地球と宇宙の関係と同じように、ひとつの物事に対してたくさんの見方があります。ユーラシア大陸から見た対馬と、日本列島から見た対馬でも、その見え方は大きく変わります。仏像などの文化財を通じて、対馬の見方を一緒にまなび、ぜひ現地に足を運んでみてください。

須藤 竜之介
社会科学基礎

九州大学大学院システム生命科学府

一貫性博士課程

 普段は大学院で道徳判断などの社会心理学の研究を行っており、対馬では地域の独自文化 や資源の活用、地域行事の研究などを行っています。上対馬高校の総合学習支援で対馬を 訪れたのをきっかけに縁あって国境マラソンに出場し、そこからどっぷりと対馬の魅力に 取り憑かれてしまいました。最近は国境戦士ツシマックスを推しています。みなさんが「 これを調べたい」と思いついてから、実際にどのように調査を進めていけばいいのかなど をお伝えできればと思います、よろしくお願いいたします。

高田
科学の意義と面白さ/市民科学基礎

対馬市島おこし協働隊 学生研究員

明治大学大学院農学研究科博士後期課程

 大学では、野生動物特に鳥類に関心を持って生態学や環境保全について勉強していました。環境保全への関心から、市民と協働した科学的な活動についても興味を持ち、市民科学という分野の研究をしています。科学や研究は遠い存在に感じる方もいらっしゃるかとは思いますが、とても面白いものです。科学を通して身の回りを見ると今までと違った世界が広がると思います。二つの講義を通して、科学の面白さや市民と科学の関係について考えてみましょう。

方法論

オンラインゼミでの実習に取り組む方や、自分で調査を行う方へ、市民科学の視点で役立ちそうな調査方法を学びます。

予定している講義
植物調査法・動物調査法・社会調査法・GIS(地理情報システム)

方法論の講師と講義一覧
神宮 周作
動物調査法

対馬市文化交流・自然共生課 主任

 1979年、新潟県新潟市生まれ。琉球大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。大学院時代、ツシマヤマネコの生態を研究。2007年、環境省対馬野生生物保護センターアクティブ・レンジャーとして移住。同センターでは主に調査研究業務を担当。2013年、対馬市に入庁。現在、ツシマヤマネコやツシマウラボシシジミをはじめとする対馬の自然環境の保全業務全般を担当。

高田
対馬のデータで学ぶGIS

対馬市島おこし協働隊 学生研究員

明治大学大学院農学研究科博士後期課程

 GISとは地理情報サービス(Geographic Information Service)の略称です。身の回りでもグーグルマップにピンを打ったり、衛星画像を重ねたり、カーナビを使ったり、GISは色々な所に溢れています。さらに、対馬市や長崎県、国が公開している統計資料を使うことで、対馬の地域や自然の状態を可視化することができます。この講座ではフリーソフトQGISを使った地図の作り方を学びます。QGISがあればわざわざ白嶽に登らなくても対馬を鳥瞰することができます!

本田 裕子
ツシマヤマネコの市民意識調査と社会調査法

大正大学 社会共生学部 准教授

 東京都出身。千葉県生物多様性センター勤務等を経て、現在は大正大学社会共生学部准教授。博士(農学)。専門は環境社会学(野生生物保護論)、野生復帰事業における人と野生生物とのかかわりを研究。対馬では、ツシマヤマネコ保護の取り組みに関する住民意識調査やツシマヤマネコの交通事故防止のためのボランティア活動を実施。社会調査は社会や地域への関心が前提となりますので、日ごろから社会や地域への関心を持つように意識 してください。よろしくお願いします。

総合論

総合的に対馬を捉え、いつまでも安心して暮らせる島づくりを考えるため、SDGs(持続可能な開発目標)や全国の離島振興を学びます。

予定している講義
自然との共生とSDGs・離島振興論

総合論の講師と講義一覧
昭仁
離島振興論

公益財団法人日本離島センター

総務課 課長

 昭和38年、神奈川県横浜市生まれ。政治学修士。生粋のはまっ子ですが、母方のふるさと室蘭に、どうしたら活気が戻るかを考えだしたことが自分の原点です。これまで、国の制度づくりや地域開発計画、まちづくりの社会実験やワークショップ、地方自治の研究に携わりました。「このまちに生まれてよかった」と言えるために、できることから始めてみませんか(ちなみに自分の思う良いまちとは、動・植物や社会的弱者に優しいまちです)。

渡辺 綱男
自然との共生とSDGsの実践

(一財)自然環境研究センター

上級研究員

 1956年東京生まれ。1978年に環境庁に入庁、全国の国立公園や野生生物の保護管理にあたる。佐渡のトキや対馬のヤマネコの保護回復の取り組み、釧路湿原の自然再生や知床の世界遺産登録、生物多様性条約COP10 、三陸復興国立公園づくりなどに携わり、2012 年環境省を退官。現在は自然環境研究センターや国連大学に勤務。SDGs未来都市に選ばれた対馬市で、対馬ならではの自然や文化を活かした地域づくりが進められていくよう、私も応援していきたいと思います。

オンラインゼミ

オンラインゼミコースでは少人数のグループに分かれて、講師や他の受講生と 交流・協働しながら自分が取り組みたいテーマについて学びを深めていきます。活動は、オンラインで月1回2時間程度(Zoom 使用 ・平日 19~21 時 )を基本と し、 対馬での現地実習(1回)も予定しています。活動成果はゼミ最終回 にて発表していただきます。 
 ゼミ受講生は、いずれかのゼミに所属し 、講師やスタッフのサポートを受けながら学びを深めます。なお、複数ゼミへの参加も可能です。

※web 講義聴講コース受講生も、要望があればオンラインゼミコースを聴講可能です。

環境ゼミ             

担当:清野聡子 准教授(九州大学大学院工学研究院)

サポートスタッフ:環境ゼミ修了生

活動テーマ:対馬の自然環境や生き物を調査・記録しながら、人と自然の共生を考えよう
過去の受講生のテーマ:
・ツシマヤマネコを通じた環境学習プログラムづくり  
・対馬の海岸におけるマイクロプラスチック調査
・対馬産チョウ類の個体数変動の記録

しまづくりゼミ             

担当:出水薫 教授(九州大学大学院法学研究院)

サポートスタッフ:調整中

活動テーマ:持続可能な暮らしのための、しまづくりプランを考えよう
過去の受講生のテーマ
・自主防災組織設立を目指した調査活動
・介護人材確保に向けた取り組み
・高齢者が楽しく、安心して暮らせる対馬づくり

ビジネスゼミ

担当:山口純哉 准教授(長崎大学経済学部)

サポートスタッフ:ビジネスゼミ修了生

活動テーマ:社会的課題の解決に資するビジネスプランを作ろう
過去の受講生のテーマ
・対馬産木材を活用した製品づくり
・エネルギー自給率向上のためのビジネスプラン
・持続可能な外国人労働者の受入モデル

仮想研究室

受講生が参加できるチャット(おしゃべり)ルームです。テーマごとにチャンネルが分かれており、気になるテーマや受講した講義についていつでも雑談ができます。「瓢箪から駒」。雑談の中から新しい発見やアイデアがうまれるかもしれません。


使い方例

web講義の内容についての質問
オンラインゼミの活動内容についての相談
対馬島内でのイベント等の情報交換
島内での情報収集の協力の呼びかけ