講義内容
web講義
環境
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せんだんご学~食品化学の視点でみた対馬固有の伝統食品~
岡 大貴
東京農業大学応用生物科学部農芸化学科 准教授
専門は食品化学、食品製造学です。せんだんごの伝承および速醸化に向けた酵素学的アプローチの研究を対馬で行っています。
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気候変動による自然環境への影響と未来に向けて取り組むべきこと
小出 大
国立環境研究所 研究員
専門: 植物生態学、気候変動、森林 略歴: 2012年3月横浜国立大学大学院環境情報学府環境生命学専攻博士課程後期修了後、横浜大学大学院、森林総合研究所の職員を経て、2015年より国立環境研究所の研究員に就任。2019年より、国立環境研究所気候変動適応センターの任期付き職員として勤務。 研究テーマは、陸域生態系(主に植物)における気候変動影響の検出と将来予測・適応 市民への一言: 2012年に開催された島おこし実践塾に1期生として参加して、ディープな人々との繋がりが出来て以降の対馬との付き合いとなっています。地域振興や食関連の関わりがこれまで多かったですが、これを期に私の専門ある気候変動と自然環境との関わりについても対馬に貢献できれば幸いです。楽しみながら気候変動影響を見られる活動を一緒に探れたら良いですね。
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動物園学ーツシマヤマネコをはじめとする希少野生動物の域外保全ー
坂本 英房
京都市動物園 園長
獣医師で学芸員。1960年福岡県生まれ。山口大学大学院農学研究科獣医学専攻修了。京都大学大学院理学研究科博士後期課程指導認定退学。福岡市役所での勤務を経て1988年から京都市動物園勤務。最初の6年間は動物飼育に、その後は獣医師として臨床に携わるとともに学芸員として教育普及活動に従事。京都市動物園のツシマヤマネコ保護増殖事業への参画に携わる。2020年に園長就任。
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外来生物と生物多様性保全-ツマアカスズメバチ防除のこれまでとこれから-
五箇 公一
国立研究開発法人国立環境研究所生物多様性領域(生態リスク評価・対策研究室) 室長
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動物生態・行動学~対馬カワウソ研究を例に~
佐々木 浩
筑紫女学園大学現代社会学部現代社会学科 教授
専門は動物生態学です。長崎県松浦市青島でイタチの研究をして九州大学から博士号を頂きました。対馬とのご縁は、35年以上前のヤマネコ調査の手伝いやイタチ調査から始まり、2017年からカワウソとイタチの生息状況調査を行っています。カワウソが韓国から流れ着き、日韓の協力で対馬が日本で唯一のカワウソ生息地になることが可能になっています。また、シベリアイタチが激減しており、その保全も急務です。シカによって対馬の生態系が大きく変化しているため、生態系の調査研究、保全が大事であると思います。
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対馬の植物と西表の植物
山本 武能
琉球大学熱帯生物圏研究センター ポスドク研究員
専門は植物分類学。2016年kら2019年にかけて島おこし協働隊・生物多様性保全担当として対馬に住んでいた。対馬のどこにどのような植物が生息しているのか、またそれらは急増したシカ・イノシシによってどのような影響を受けているのかに関心をもって調査を行っています。講義では対馬の植物について、特にその「分布」の観点から特徴や魅力をご紹介すると共に、調査によって明らかになりつつあるその現状についてお話できればと思います。
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インタープリテーション論
増田 直広
公益財団法人キープ協会環境教育事業部 客員主席研究員
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環境教育・ESD論
阿部 治
立教大学社会学部 教授
パイオニアとして日本の環境教育の確立と国際化などに尽力。特に環境教育を「人と自然」、「人と人」、「人と社会」とのつながりや関係を改善する「つながり・関係性教育」として総合的な環境教育を提案し、国連ESD(持続可能な開発のための教育)の10年の提案・実施につなげる。これらの活動によって日本自然保護大賞沼田眞賞などを受賞。持続可能な地域を創る人づくりの視点から対馬市と長年かかわらせていただいている。対馬の人・文化・自然の熱烈なファンを自認している。
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ツシマウラボシシジミ生息域内保全の取り組み
神宮 周作
対馬市文化交流・自然共生課 主任
1979年、新潟県新潟市生まれ。琉球大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。大学院時代、ツシマヤマネコの生態を研究。2007年、環境省対馬野生生物保護センターアクティブ・レンジャーとして移住。同センターでは主に調査研究業務を担当。2013年、対馬市に入庁。現在、ツシマヤマネコやツシマウラボシシジミをはじめとする対馬の自然環境の保全業務全般を担当。
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対州馬学
吉原 知子
対馬市島おこし協働隊 コミュニティ支援担当・獣医師
子供のころから動物が好きで、東京でペットの獣医さんをしていましたが 馬と暮らす夢をかなえるために対馬に移住しました! 対馬には対州馬という在来馬がおり、かつて人々の生活を支えていましたが、生活様式の変化により 数が激減しています。日本の在来馬についてや、対州馬の今と今後を語ります! 馬のことはよく知らないなあ、という方でもお気軽に見に来てください!対州馬を通して昔の対馬の暮らしが見えてきます。
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対馬のサステナビリティ学 ― 循環型社会のモデルは対馬にあった!
淺野 悟史
京都大学大学院地球環境学堂 助教
「人間が使うことで維持されてきた環境の変化と再生」を研究しています。対馬には対馬の人々の暮らしを支え,また暮らしによって維持されてきた環境がたくさんあります。例えば対馬の誇る原木シイタケもそうした暮らしの要素です。講義ではそうした環境の変化と再生について、身近な生きもの「見える化」を通して考えていきます。
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地域伝統発酵食品論-せんだんごの世界
内野 昌孝
東京農業大学応用生物科学部生物応用化学科 教授
せんだんごの研究で10年以上対馬に通い続けています。前任の先生の調査期間を合わせると数十年に渡ります。対馬にはこれ以外にかばしこ米や赤米、対州そばなど独特の食品、食文化がありとても興味深く感じています。対馬独自の食品について特徴を科学的に解明し、現代にあった出口を皆さんと一緒に考えていきたいと考えています。